蜀犬 日に吠ゆ

2012-11-20

[][][]『二条河原落書』(つづき) 19:02 はてなブックマーク - 『二条河原落書』(つづき) - 蜀犬 日に吠ゆ

 とりあえずメモしておいて、あとでキーワード化します。

太平記の時代  日本の歴史11 (講談社学術文庫)

太平記の時代 日本の歴史11 (講談社学術文庫)

『二条川原落書』


 落馬矢数ニマサリタリ   誰ヲ師匠トナケレトモ

 遍ハヤル小笠懸      事新キ風情也

 京鎌倉ヲコキマセテ    一座ソロハヌエセ連歌

 在々所々ノ歌連歌     点者ニナラヌ人ソナキ

 譜第非成ノ差別ナク    自由狼藉ノ世界ナリ

 犬・田楽ハ関東ノ     ホロフル物ト云ナカラ

 田楽ハナヲハヤルナリ   茶香十炷ノ寄合モ

 鎌倉釣ニ有鹿ト      都ハイトヽ倍増ス

 町コトニ立篝屋ニハ    荒涼五間板三枚

 幕引マワス役所鞆     其数シラス満々リ

 諸人ノ敷地不定      半作ノ家是多シ

 去年火災ノ空地共     クソ福ニコソナリニケレ

 適ノコル家々ハ      点定セラレテ置去ヌ

 非職ノ兵杖ハヤリツヽ   路次ノ礼儀辻々ハナシ

 花山桃林サヒシクテ    牛車華洛ニ遍満ス

 四夷ヲシツメシ鎌倉ノ   右大将ノ掟ヨリ

 只品有シ武士モミナ    ナメンタラニソ今ハナル

 朝ニ牛馬ヲ飼ナカラ    夕ニ賞アル功臣ハ

 左右ニオヨハヌ事ソカシ  サセル忠功ナカレトモ

 過分ノ昇進スルモアリ   定テ損ソアルラント

 仰テ信ヲトルハカリ    天下一統メツラシヤ

 御代ニ生テサマ\/ノ   事ヲミキクソ不思議共

 京童ノ口スサミ      十分ノ一ソモラスナリ