蜀犬 日に吠ゆ

2013-10-04

[][][]小川剛生『足利義満 公武に君臨した室町将軍』中公新書 23:49 はてなブックマーク - 小川剛生『足利義満 公武に君臨した室町将軍』中公新書 - 蜀犬 日に吠ゆ

 もう一つ学びたい日本史の転換点。

 室町幕府の成立って常識的な思考ではありえません。この辺が分かると日本という国が分かると言った内藤コナン先生自体が解説をぶん投げたワケです。

目次

はしがき

  • 序章
    • 室町将軍の履歴書
    • 義満の経歴
    • 室町殿とは
    • 儀式に熱中する室町殿
    • 多彩きわまる事跡
  • 第一章 室町幕府と北朝
    • 父母のこと
    • 播磨への避難
    • 斯波高経の幕政復帰
    • 春日神木の入洛
    • 後光厳天皇の親政
    • 将軍親裁と中御殿会
    • 政務譲与と受衣
    • 頼之の執政
    • 山門の嗷訴
    • 公武交渉のルート
    • 院政の挫折
    • 最初の参内
    • 猿楽流行・世阿弥の登場
    • 日野素子との結婚
    • 二品局宣子――もう一人の「母」
  • 第二章 右近衛大将という地位

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  • 第三章 武家にして内大臣

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  • 第四章 室町将軍の学識

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  • 第五章 寵臣と稚児

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  • 第六章 地域権力の叛乱と掌握

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  • 第七章 応永の乱と難太平記

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  • 第八章 北山殿での祭祀と明国通交

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  • 第九章 太上天皇宣下をめぐる思惑

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  • 終章 妻妾と女房について

  • 参考文献
  • 索引
小川剛生『足利義満 公武に君臨した室町将軍』中公新書
足利義満 - 公武に君臨した室町将軍 (中公新書)

足利義満 - 公武に君臨した室町将軍 (中公新書)


[][][]岡田英弘『日本史の誕生』ちくま文庫 22:31 はてなブックマーク - 岡田英弘『日本史の誕生』ちくま文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 日本という地域が国家として意識されるようになったのは「白村江の戦い」の敗北から(大和の?)朝廷を防衛するためであったという話。

 白村江(663)の敗北の後、唐と新羅の連合軍を恐れた朝廷は近江にまで下がり(667)、壬申の乱(672)、飛鳥遷都(同前)、飛鳥浄御原令の制定(689)、大宝律令(701)と、急速に国家体制が整備され、その結果として東国から徴用した防人たちが筑紫に配置されて東国から九州までが「日本」であるという意識が強調されることとなります。

 このへん、もう少し学びたい。

日本史の誕生―千三百年前の外圧が日本を作った (ちくま文庫)

日本史の誕生―千三百年前の外圧が日本を作った (ちくま文庫)