蜀犬 日に吠ゆ

2013-10-06

[][]イブン=ハルドゥーン『歴史序説』岩波文庫 02:25 はてなブックマーク - イブン=ハルドゥーン『歴史序説』岩波文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 商税の上昇は、王朝の末期。

第3章 王朝、王権、カリフ位、政府官職

(37) 王朝の後期には商税が課せられる
    • やがて王朝は都会生活の風潮に染まって奢侈とその習慣をつけはじめる。そして前代の王朝と同じ轍を踏む。
    • 税収入は減少するのに、(お金のかかる)習慣は増える。このような習慣が増えると、兵士の俸給や手当もまた増加する。そのために、支配者は新しい税種を導入しなければならず、その税を商品に課すことになる。すなわち支配者は市場で売られる商品の値段に一定額の税を付け加えたり、都市の門で(通過する)商品に税を課す。結局、人々の奢侈が多くの手当を要求すること、加えて軍隊や守備兵の兵員増加によって、支配者はこの課税を推し進めざるをえなくなる。こうして王朝の末期には、えてして税が過重となり、利益を得る望みがなくなるため、市場が不振となる。
イブン=ハルドゥーン『歴史序説』岩波文庫
歴史序説 (2) (岩波文庫)

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