蜀犬 日に吠ゆ

2013-12-17

[][][]金谷治訳注『大学・中庸岩波文庫 「第二章」 21:20 はてなブックマーク - 金谷治訳注『大学・中庸』岩波文庫 「第二章」 - 蜀犬 日に吠ゆ

第二章 凡そ四節

所謂誠其意者、毋自欺也、如悪悪臭、如好好色、此之謂自謙、故君子必慎其独也、

小人閒居為不善、無所不至、見君子而后厭然揜其不善而著其善、人之視己、如見其肺肝然、則何益矣、故君子必慎其独也、

曾子曰、十目所視、十手所指、其厳乎、富潤屋、徳潤身、心広体胖、(此謂誠於中、形於外、)故君子必誠其意、

謂わゆるその意を誠にすとは、自ら欺く毋(な)きなり。悪臭を悪(にく)むが如く、好色を好むが如くする、此を自ら謙(こころよく)(慊)すと謂う。故に君子は必ずその独を慎むなり。

小人閒居して不善を為し、至らざるところなし。君子を見て、而(しか)る后(のち)厭然としてその不善を揜(おお)いてその善を著(あら)わす。(然(しか)れども)人の己れを視ることその肺肝を見るが如く然(しか)れば、則ち何ぞ益せん。故に君子は必ずその独を慎むなり。

曾子曰わく、「十目の視る所、十手の指さす所、其れ厳なるかな」と。富は屋を潤おし、徳は身を潤おす。心広ければ体も胖(おおい)なり。此れを中(うち)に誠なれば外に形(あら)わると謂う。故に君子は必ずその意を誠にす。

金谷治『大学・中庸』岩波文庫
大学・中庸 (岩波文庫)

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