蜀犬 日に吠ゆ

2013-12-24

[][][]金谷治訳注『大学・中庸岩波文庫 19:28 はてなブックマーク - 金谷治訳注『大学・中庸』岩波文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

第五章 凡そ二節

 詩云、桃之夭夭、其葉蓁蓁、之子于帰、宜其家人、宜其家人、而后可以教国人、

 詩云、宜兄宜弟、宜兄宜弟、而后可以教国人、

 詩云、其儀不忒、正是四国、其為父子兄弟足法、而后民法之也、此謂治国在斉其家、

 詩に云う、「桃の夭夭たる、その葉蓁蓁(しんしん)たり、之(こ)の子于(ここ)に帰(とつ)ぐ、その家人に宜(よろ)し」と。、その家人に宜しくして、而る后に国人を教うべきない。

 詩に云う、「兄に宜しく弟に宜し」と。兄に宜しく弟に宜しくして、而る后に国人を教うべきなり。

 詩に云う、「その儀忒(たが)わず、是の四国を正す」と。その父子兄弟たること法(のっと)るに足りて、而る后に民これに法る。此れを、国を治むるはその家を斉うるに在り、と謂うなり。

金谷治『大学・中庸』岩波文庫
大学・中庸 (岩波文庫)

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