蜀犬 日に吠ゆ

2014-01-11

[][][]大いなる章を読む(その13) 23:17 はてなブックマーク - 大いなる章を読む(その13) - 蜀犬 日に吠ゆ

第三 大いなる章

四、スンダリカ・バーラドヴァージャ

四六七 諸々の欲望を捨て、欲にうち勝ってふるまい、生死のはてを知り、平安に帰し、清涼なること湖水のような(全き人)(如来)は、お供えの菓子を受けるにふさわしい。

四六八 全き人(如来)は、平等なるもの(過去の目ざめた人々、諸仏)と等しくして、平等ならざる者どもから遥かに遠ざかっている。かれは無限の智慧あり、この世でもかの世でも汚れに染まることがない。(全く人)(如来)はお供えの菓子を受けるにふさわしい。

四六九 偽りもなく、慢心もなく、貪欲を離れ、わがものとして執著することなく、欲望をもたず、怒りを除き、こころ静まり、憂いの垢を捨て去ったバラモンである(全き人)(如来)は、お供えの菓子を受けるにふさわしい。

四七〇 こころの執著をすでに断って、何らとらわれるところがなく、この世についてもかの世についてもとらわれることがない(全き人)(如来)は、お供えの菓子を受けるにふさわしい。

中村元『ブッダのことば』岩波文庫
ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)