蜀犬 日に吠ゆ

2014-01-13

[][][]大いなる章を読む(その1420:46 はてなブックマーク - 大いなる章を読む(その14) - 蜀犬 日に吠ゆ

第三 大いなる章

四、スンダリカ・バーラドヴァージャ

四七一 こころをひとしく静かにして激流をわたり、最上の知見によって理法を知り、煩悩の汚れを滅しつくして、最後の身体をたもっている(全き人)(如来)は、お供えの菓子を受けるにふさわしい。

四七二 かれは、生存の汚れも、荒々しいことばも、除き去られ滅びてしまって、存在しない。かれはヴェーダに通じた人であり、あらゆることがらに関して解脱している(全き人)(如来)は、お供えのお菓子を受けるにふさわしい。

四七三 執著を超えていて、執著をもたず、慢心にとらわれている者どものうちにあって慢心にとらわれることなく、畑及び地所(苦しみの起こる因縁)とともに苦しみを知りつくしている(全き人)(如来)は、お供えのお菓子を受けるにふさわしい。

四七四 欲望にもとづくことなく、遠ざかり離れることを身、他人の教える異った見解を超越して、何らこだわってとらわれることのない(全き人)(如来)は、お供えのお菓子を受けるにふさわしい。

四七五 あれこれ一切の事物をさとって、それらが除き去られ滅びてしまって存在しないで、平安に帰し、執著を滅ぼしつくして解脱している(全き人)(如来)は、お供えの供物を受けるにふさわしい。

中村元『ブッダのことば』岩波文庫
ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)