2014-02-09
■ [筆記][歴史][仏教]釈徹宗『ブッダの伝道者たち』角川選書 
はじめに
第1部 仏教体系の連峰
第1章 ゴータマ・ブッダ――ブッダとなった人 11
- ブッダとなった人
- ゴータマの出家
- ブッダの悟り
- ゴータマ・ブッダの先駆形態
- 出会いへの歩み
- 場と人と
- ブッダ、中道を説く
- 縁起の法
- 自分の都合による歪み
- サンガと都市
- フェアとシェア
- ブッダの入滅
- 仏道への第一歩
- ブッダの言葉
- 無明―愛―苦
- 無常
- 智慧と慈悲
- ブッダへの帰依から始まる道
- 過去を追わず、予期不安にも振り回されず
- 分かち合うことから始める
第2章 ナーガールジュナ――第二のブッダ
- 仏教史上最大の転換期
- ナーガールジュナ物語
- 存在(もの・こと)の問題
- ナーガールジュナの思想
- 縁起とは空性
- どこにも着地しない道
- 六波羅蜜・諸仏・諸菩薩
- テトラレンマ
- 「空」を生きる
第3章 ヴァスバンドゥ――仏教の統合
- ヴァスバンドゥという人物
- 前期ヴァスバンドゥの『倶舎論』
- 後期ヴァスバンドゥの「唯識」思想
- 仏道としての唯識
- 世界は心の表象に過ぎない
- 現代人は唯識に注目せよ
第2部 日本で構築されたノーマライゼーション・ブディズム 111
第4章 蓮如――日常を営む仏道
- 『維摩経』に見られる脱構築への営み
- ノーマライズされていく仏教
- 蓮如へと続く水脈
- 研鑽期の蓮如
- 蓮如、表舞台へ
- 堅田へ
- 吉崎へ
- 手紙から見る蓮如の思想
- 蓮如の求心力
- 大坂へ
- 本願寺教団との歯車が噛み合う
- 脱呪術化
- 日常を営む仏道
- トリックスターとしての蓮如
- 世俗の苦悩へ届く言葉
- 受動態で語ることから始める仏道
第五章 鈴木正三――日本仏教の改革者
- 雪山童子の物語
- 『盲安杖』の著述
- 正三、修行の旅
- 旺盛な著述活動
- 日常のなりわい、すなわち仏道
- 正三の臨終
- 正三の立脚点
- 社会活動
- あまりにも日本的な仏教
- 仏法すなわち世法
釈徹宗『ブッダの伝道者たち』角川選書
- むすび
- あとがき
- 参考文献

- 作者: 釈徹宗
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 2013/07/24
- メディア: 単行本
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