蜀犬 日に吠ゆ

2010-06-10

[][][]ひと組みずつを読む(その1) 21:40 はてなブックマーク - ひと組みずつを読む(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

 ブッダ『真理のことば』岩波文庫 をよみます。スッタニパータはしばらく休みます。

ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

かの尊師・真人・正しく覚った人に 敬礼したてまつる。

『真理のことば』

中村元『ブッダの真理のことば 感興のことば』岩波文庫

第一章 ひと組みずつ

 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。――車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。

 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う。――影がそのからだから離れないように。

 「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した。」という思いをいだく人には、怨みはついに息むことがない。

 「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した。」という思いをいだかない人には、ついに怨みが息む。

中村元『ブッダの真理のことば 感興のことば』岩波文庫

 スッタニッパータよりかは分かりやすい、というか仏教っぽい感じがしますね。

 最初の章「ひと組みずつ」は、2句ごとに対になっているから名づけられたということですが、誰が名づけるのか疑問。