蜀犬 日に吠ゆ

2014-02-05

[][][]読売新聞文化部『唱歌童謡ものがたり』岩波現代文庫 15:03 はてなブックマーク - 読売新聞文化部『唱歌童謡ものがたり』岩波現代文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

目次

まえがき

春よ来い
  • 早春賦(作詞 吉丸一昌/作曲 中田章)
  • 春よ来い(作詞 相馬御風/作曲 弘田龍太郎)
  • うれしいひなまつり(作詞 サトウハチロー/作曲 河村光陽)
  • 蝶々(作詞 野村秋足、稲垣千穎/原曲 スペイン民謡)
  • めだかの学校(作詞 茶木滋/作曲 中田喜直)
  • どじょっこふなっこ(作詞 豊口清志/作曲 岡本敏明)
  • 花(作詞 武島羽衣/作曲 滝廉太郎)
  • 朧月夜(作詞 高野辰之/作曲 岡野貞一)
  • とんがり帽子(作詞 菊田一夫/作曲 古関裕而)
  • 浦島太郎(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • 青い目の人形(作詞 野口雨情/作曲 本居長世)
  • ぞうさん(作詞 まど・みちお/作曲 團伊玖磨)
  • ドレミの歌(作詞 ペギー葉山/作曲 ロジャース)
  • 手のひらを太陽に(作詞 やなせたかし/作曲 いずみたく)
  • 花嫁人形(作詞 蕗谷虹児/作曲 杉山長谷夫)
  • おもちゃのチャチャチャ(作詞 野坂昭如/補作詞 吉岡治/作曲 越部信義)
  • 赤い靴(作詞 野口雨情/作曲 本居長世)
  • 椰子の実(作詞 島崎藤村/作曲 大中寅二)
夏の思い出
  • みかんの花咲く丘(作詞 加藤省吾/作曲 海沼実)
  • 美しき天然(作詞 武島羽衣/作曲 田中穂積)
  • 夏は来ぬ(作詞 佐佐木信綱/作曲 小山作之助)
  • むすんでひらいて(作詞 不詳/作曲 ルソー、クラーマー)
  • 桜井の訣別(作詞 落合直文/作曲 奥山朝恭)
  • 島原の子守歌(作詞・作曲 宮崎一章)
  • 高原列車は行く(作詞 丘灯至夫/作曲 古関裕而)
  • てるてる坊主(作詞 浅村鏡村/作曲 中山晋平)
  • しゃぼん玉(作詞 野口雨情/作曲 中山晋平)
  • サッちゃん(作詞 阪田寛夫/作曲 大中恩)
  • 夏の思い出(作詞 江間章子/作曲 中田喜直)
  • われは海の子(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • 浜辺の歌(作詞 林古渓/作曲 成田為三)
  • 月の沙漠(作詞 加藤まさを/作曲 佐々木すぐる)
  • 宵待草(作詞 竹久夢二/作曲 多忠亮)
  • あの子はたあれ(作詞 細川雄太郎/作曲 海沼実)
  • やぎさん ゆうびん(作詞 まど・みちお/作曲 團伊玖磨)
  • 鉄道唱歌(作詞 大和田建樹/作曲 多梅稚)
  • かわいい魚屋さん(作詞 加藤省吾/作曲 山口保治)
里の秋
  • ちいさい秋みつけた(作詞 サトウハチロー/作曲 中田喜直)
  • 故郷の空(作詞 大和田建樹/曲 スコットランド民謡)
  • 証城寺の狸囃子(作詞 野口雨情/作曲 中山晋平)
  • 時計台の鐘(作詞・作曲 高階哲夫)
  • 埴生の宿(作詞 里見義/作曲 ビショップ)
  • 故郷(作詞 高野辰之/作曲 岡野貞一)
  • 旅愁(作詞 犬童球渓/作曲 オードウェイ)
  • 荒城の月(作詞 土井晩翠/作曲 滝廉太郎)
  • 里の秋(作詞 斎藤信夫/作曲 海沼実)
  • 赤とんぼ(作詞 三木露風/作曲 山田耕筰)
  • 靴が鳴る(作詞 清水かつら/作曲 弘田龍太郎)
  • 夕焼小焼(作詞 中村雨紅/作曲 草川信)
  • 五木の子守歌(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • あざみの歌(作詞 横井弘/作曲 八州秀章)
  • おはなしゆびさん(作詞 香山美子/作曲 湯山昭)
  • 通りゃんせ(作詞 不詳/編曲 本居長世)
  • 桃太郎(作詞 不詳/作曲 岡野貞一)
  • かなりや(作詞 西條八十/作曲 成田為三)
  • すうじのうた(作詞 夢虹二/作曲 小谷肇)
  • たきび(作詞 巽聖歌/作曲 渡辺茂)
  • いぬのおまわりさん(作詞 佐藤義美/作曲 大中恩)
冬の星座
  • 冬景色(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • 砂山(作詞 北原白秋/作曲 中山晋平)
  • かあさんの歌(作詞・作曲 窪田聡)
  • 冬の星座(訳詞 堀内敬三/作曲 ヘイス)
  • ナイショ話(作詞 結城よしを/作曲 山口保治)
  • 白鳥の歌(作詞 若山牧水/作曲 古関裕而)
  • 汽車ポッポ(作詞 富原薫/作曲 草川信)
  • 真白き富士の根(作詞 三角錫子/作曲 インガルス)
  • 雪の降るまちを(作詞 内村直也/作曲 中田喜直)
  • おもいでのアルバム(作詞 増子とし/作曲 本多鉄麿)
  • 仰げば尊し(作者 不詳/作曲 不詳)
  • 蛍の光(作詞 不詳/曲 スコットランド民謡)

岩波現代文庫版あとがき

曲名索引

歌い出し索引

読売新聞文化部『唱歌童謡ものがたり』岩波現代文庫


2011-01-23

[][][]ローズマリ・サトクリフ『王のしるし』上 岩波少年文庫(その2) 20:37 はてなブックマーク - ローズマリ・サトクリフ『王のしるし』上 岩波少年文庫(その2) - 蜀犬 日に吠ゆ

 もちろん、読みかけの本も読み返します。

王のしるし(上) (岩波少年文庫)

王のしるし(上) (岩波少年文庫)

 完全に話忘れたので、一から読みなおしたいと思います!

2010-09-20

[][][]影武者ダルリアッドのマイダー~~サトクリフ『王のしるし』上 岩波少年文庫(その1) 21:22 はてなブックマーク - 影武者ダルリアッドのマイダー~~サトクリフ『王のしるし』上 岩波少年文庫(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

 ラパー裏表紙より

およそ2000年前のスコットランド。奴隷の剣闘士フィドルスは、不当に王位を追われ盲目にされたダルリアッド族の王マイダーの替え玉として雇われる。士族の運命をかけた戦いのなかで、フィドルスはシダイニ「王」になってゆく。

サトクリフ『王のしるし』上 岩波少年文庫

 替え玉だとなんだか受験のずるみたいでスケールが小さい。影武者でいきたいですよね、ここは。

王のしるし(上) (岩波少年文庫)

王のしるし(上) (岩波少年文庫)

 フィドルスが自由の木剣を得た後、商人シドックと強者ゴールトの計略にかかり、運命のマイダーと邂逅を果たします。

 ところで、マイダーの、この言い回しは、英語のものでしょうか、当時のローマやブリタニアにそういう言い回しがあったのでしょうか。それが気になります。

4 闘鶏の家

「(略)神たちは、人間の上に起こる出来ごとをみて、嘲り笑うものなのかな、ちょうどわれわれがキャベツを踏んづけてすべった人をみて笑うようにな。(略)」

サトクリフ『王のしるし』上 岩波少年文庫

 これ、チャップリン以降であればバナナなのでしょうけれども。ちなみに日本だとスイカなんですよね。英和辞典のキャベツの項を引いてもそういうイディオムは別に載っていないので、未来への宿題。

2010-08-17

[][][]デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』創元推理文庫 20:46 はてなブックマーク - デイヴィッド・アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』創元推理文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 「命の不思議と生の喜びにみちた、素晴らしい」感動傑作青春ファンタジィ。難病の女の子も出てくるし、まあ画に描いたようなお涙ちょうだいなので敬遠していたのですが、結局読んでしまいました。

 そして、予想どおり落涙。感動した!

 ええとね。ポール・ギャリコ『ほんものの魔法使い』ちくま文庫 と同じように思いました。つまり、結論は分かっているんです。思ったとおりに事が運ぶんです。しかし、そこに表現されたかずかずの真実がわたしを感動させるのであって、設定や、サスペンスではない(こともあります)。

 これが、岩波少年文庫とか、青い鳥文庫に入っていれば、もっと早く読んだのか、よく分かりませんが、創元推理文庫は酷いと思います。東京創元社がこの本を出版した異議はよく分かるのですが、文庫化に当たってもっと中高生あたりにフックするような戦略はなかったのでしょうか……

ほんものの魔法使 (ちくま文庫)

ほんものの魔法使 (ちくま文庫)

2010-08-11

[][][]マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』上 岩波文庫 を読む。(その1) 21:04 はてなブックマーク - マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』上 岩波文庫 を読む。(その1) - 蜀犬 日に吠ゆ

 本棚をさらうシリーズ。

 まずは訳者による舞台の解説から。

はしがき

 この物語はだいたいにおいて、作者自身の少年時代の経験をもとに書かれたものと考えられる。ハックの育った町セント・ピーターズバーグは、マーク・トウェインが四歳から十八歳のころまで住んでいたミズーリ州ハニバルであろう。アメリカの地図をひろげてみると、ほぼ中央を南北にミシシッピー川が流れていて、その中ほどにセント・ルイスという大都会が目につくが、ハニバルはそこから百五十キロばかり川をさかのぼったところにある。

 マーク・トウェインは一八三五年生まれだから、ハニバルで少年時代を過ごしたのは一八四〇年代から五〇年代にかけて、日本ではそろそろ幕末のさわがしい時期にさしかかるころである。

 ミズーリ州は、南北の勢力争いの妥協のために、一八二一年に奴隷制度を認める州として誕生した。その後、南北の対立は次第にはげしくなって、やがて南北戦争という形で決裂する。しかし、マーク・トウェインの少年時代のいなか町では、そんな険悪な空気はほとんど感じられなかったらしい。少なくとも作者の少年時代の記憶には強く残っていないようである。

マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』上 岩波文庫
ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)

ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 (岩波文庫)

2010-04-09

[][][]メアリ・ノートン『床下の小人たち』岩波少年文庫 16:32 はてなブックマーク - メアリ・ノートン『床下の小人たち』岩波少年文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

 ミーハーなので、平積みの本を買いまくります。ジブリ映画の原作本

 佐藤さとるのコロボックルものと共通する、小人と人間との出会い。ただ、コロボックルたちが自給自足できる独自の文明を発展させていたのとは異なり、「借り暮らし」たちは、人間文明(というか住んでいる家)に寄生しているわけです。

 アリエッティは病気の養生をしていた「男の子」と知り合い、屋敷の中のたくさんのものを貰いますが、それでドライヴァ夫人の疑念をおこさせてしまい、屋敷を出ざるを得なくなります。野生化していく、ということなのでしょうか。寄生をやめても、すぐに野生に適応できなそうですがねえ。

 どっちかというと「チンカラ村のホイくん」に近いかも。

 話の流れは、ですから少し暗いのですよね。「借り暮らし」たちは、イギリスの田舎のお屋敷と同じように滅びの道を歩んでいることになっていますし、男の子はインド生まれでイギリスに越してきたばかりで十歳なのにリューマチにかかり思うように動けないし、女中のローザは「借り暮らし」の「借りた」品物に関して疑われたまま屋敷を去ることになるし……世の中うまくいかないものです。