蜀犬 日に吠ゆ

2018-09-20

[][][]すすめ一億火の玉だ、のCD聞いていて 22:34 はてなブックマーク - すすめ一億火の玉だ、のCD聞いていて - 蜀犬 日に吠ゆ

聞き取れない。

行くぞ行こうぞ かつやるぞ

大和魂 伊達じゃない

見たか知ったか底力 こらえこらえた一億の

堪忍袋の緒が切れた

靖国神社のお伝えに 柏手打って額づけば

親子兄弟夫らが 今だ頼むの 声がする

おいらの胸にゃ グッときた

そうだ一億火の玉だ 一人ひとりが決死隊

ガッチリ組んだこの腕で 守る銃後は鉄壁だ

なにがなんでもやりぬくぞ

そうだ一億火の玉だ

一人ひとりが決死隊

ガッチリ組んだこの腕で

守る銃後は鉄壁だ

なにがなんでもやりぬくぞ

(セリフ)

すすめーー! 一億、火の玉だーー!

いくぞー! 一億  どんといくぞー!

 インターネットで検索したら

「行くぞ行こうぞ ぐわんとやるぞ」

「いくぞー! 一億、 どぉんと行くぞー!」

 らしい。

 で、この歌1942年なので、「銃後の暮らしを犠牲にせよ」という意味合いの歌なのかしら?

 今聞くと、その先まで予言した「火の玉」だったわけですが、火の玉ってなんでしょうね。

2016-03-13

J3

[][]栃木SC J3開幕 23:19 はてなブックマーク - 栃木SC J3開幕 - 蜀犬 日に吠ゆ

 というわけで行ってきました。

 結果は引き分け。勝ち点1 得点0 →同7位(昇格は遠い) 

 とりあえず、J3チームをメモしておきます。エンブレムがイカすクラブが多いですね。

北から。

  1. グルージャ盛岡
    • 岩手県
  2. ブラウブリッツ秋田
    • 秋田県
  3. 福島ユナイテッドFC
    • 福島県
  4. 栃木SC
    • 栃木県
  5. FC東京 U-23
    • 東京都
  6. SC相模原
    • 神奈川県
  7. Y.S.C.C.横浜
    • 神奈川県
  8. カターレ富山
    • 富山県
  9. 藤枝MYFC
    • 静岡県
  10. ガンバ大阪 U-23
    • 大阪府
  11. セレッソ大阪 U-23
    • 大阪府
  12. ガイナーレ鳥取
    • 鳥取県
  13. 大分トリニータ
    • 大分県
  14. 鹿児島ユナイテッドFC
    • 鹿児島県
  15. FC琉球
    • 沖縄県

2015-01-11

[][][]中川右介『常識として知っておきたい クラシック音楽50』KAWADE夢新書 16:57 はてなブックマーク - 中川右介『常識として知っておきたい クラシック音楽50』KAWADE夢新書 - 蜀犬 日に吠ゆ

 買ったけれども投げ出してしまっていた本が出てきました。一応備忘として目次を写しておきます。あとで中身の悪口を言うかも(あとでとお化けは出たためしなし)。毛嫌いは止めて、軽い気持ちで読み直すことにします。

常識として知っておきたいクラシック音楽50/もくじ

Chapter 1 「さわり」だけでも聴いておくべき名曲の中の名曲
  • 運命 ベートーヴェン
    • ネーミングの勝利で一躍、有名曲に…/20
    • 運命が扉を叩いた時、新たな時代が始まった/21
    • これが(運命)定番解釈/23
  • 未完成 シューベルト
    • シューベルト自身の人生も、「未完成」だった/26
    • 短い生涯だが、多作で「歌曲王」となる/29
  • 悲愴 チャイコフスキー
    • 果てしない暗さに心打たれる名曲/30
    • 常識を破ったから、名曲/32
    • これらで急死か、同性愛に悩んで自殺か/34
  • 新世界より ドヴォルザーク
    • 名曲を寄せ集めた名曲/36
    • スラブ、ボヘミア、そして祖国への愛/38
  • 巨人 マーラー
    • 二〇世紀前半での不遇と、後半でのブーム/40
    • 最後の交響曲作家/42
    • マーラーが抹殺された理由、復活した理由/44
  • 交響曲第四〇番 モーツァルト
    • 相反する二つのモーツァルトのイメージ/46
    • モーツァルトは自作をどう呼んだか/47
    • 今流行の演奏方法とは/50
  • G線上のアリア バッハ
    • 作曲者自身も知らない曲名/52
    • バッハが「音楽の父」である理由/53
    • 専属作曲家からフリーへ/55
  • 四季 ヴィヴァルディ
    • バロック音楽の代表曲の一つ/57
    • 二〇世紀になって復活した名曲/59
  • 別れの曲 ショパン
    • ショパンの最も美しい調べの曲/61
    • 歴史の転換点に生きた芸術家/63
    • 現代の感覚に直結するピアノ曲/66
  • ボレロ ラヴェル
    • フランスで最も人気の作曲家/68
    • 魔術と同性愛が音楽の謎を解く鍵/70
    • 深読み・裏読みが可能な単純にして深遠な曲/71

  • もっと判るミニ知識①(曲名・名曲・有名曲)/74

Chapter 2 知らず知らずのうちに誰もが耳にしている有名曲
  • ツァラトゥストラはかく語りき リヒャルト・シュトラウス
    • 映画『2001年宇宙の旅』で有名/76
    • ナチスとの微妙な関係/77
  • 美しき青きドナウ ヨハン・シュトラウス
    • CMなどのBGMでたびたび使われる超有名曲/78
    • 父は「ワルツの父」、息子は「ワルツ王」/80
  • 交響曲第五番 マーラー
    • 映画『ベニスに死す』、ドラマ『白い影』でおなじみ/82
    • 愛と再生をドラマティックに描写/83
  • ワルキューレの騎行 ワーグナー
    • 映画『地獄の黙示録』で有名に/84
    • コッポラ監督の狙いは?/86
  • (ウィリアム・テル)序曲 ロッシーニ
    • 運動会のBGMでおなじみ/87
    • 指揮者の身振りにも注目/89
  • 惑星 ホルスト
    • ヒット曲『Jupiter』の原曲/90
    • 神話と占星術がモチーフの名曲/91
  • 白鳥の湖 チャイコフスキー
    • バレエといえば、この曲/93
    • チャイコフスキーの底知れぬ才能/94
  • ツィゴイネルワイゼン サラサーテ
    • ヴァイオリンの調べといえば…/96
    • あらゆるヴァイオリニストが演奏/97

  • もっと判るミニ知識② (クラシックCDの買い方)

Chapter 3 世界中で上演されるつねに人気の名曲オペラ
  • アイーダ ヴェルディ
    • 三角関係、歴史スペクタクル、悲劇の三拍子そろった名作/102
    • ハリウッドの映画音楽にも影響/103
  • ボエーム プッチーニ
    • ヴェルディの後継者としてヒットを連発/105
    • ボエーム プッチーニ
    • ヴェルディの後継者としてヒットを連発/105
    • 現代人も共感を期待するストーリー/106
  • カルメン ビゼー
    • 知名度ナンバー1のオペラ・ヒロイン/107
    • エキゾチックで魅惑的なメロディ/108

  • もっと判るミニ知識③(オペラの観方・聴き方)/109

Chapter 4 数奇な運命の『第九』を超えようとした交響曲の傑作
  • 交響曲第九番(合唱) ベートーヴェン
    • 歌詞がわからなくても感動する名曲/112
    • 第九番は、なぜか「最後の交響曲」
  • 交響曲第一番 ブラームス
    • ベートーヴェンを超える苦しみ/116
    • 交響曲第一〇番と呼ばれた傑作/117
  • 交響曲第九番 ブルックナー
    • 未完成に終わった第九/119
    • 最後の作を予感させる荘厳な響き/120
  • 交響曲第九番 マーラー
    • 「九が最後」を意識して書かれた告別の曲/122
    • 比較して聴きたいカラヤンとバーンスタイン/124
  • 交響曲第九番 ショスタコーヴィチ
    • 共産体制下で書かれた曲/125
    • 最も謎めいた交響曲/126

  • もっと判るミニ知識④(指揮者の役割)/128

Chapter 5 知っていると鼻が高い巨匠の名演奏で知られる曲
  • 大公 ベートーヴェン
    • 最後にして最高のピアノ・トリオ/130
    • 「100万ドル・トリオ」の裏舞台/131
  • 無伴奏チェロ組曲 バッハ
    • うもれた名曲/132
    • 名演奏家は名曲を知る/133
  • ゴルトベルク変奏曲 バッハ
    • コンサートを拒否した天才ピアニスト、グールド/134
    • 眠くなるための曲の目の覚めるような演奏/136
  • トスカ プッチーニ
    • 公私ともに注目を集めた歌手カラス/138
    • カラスによるオペラ革命の真髄/139
  • オテロ ヴェルディ
    • 知られたストーリーを、誰がどう演じるか/140
    • シェイクスピア役者も脱帽のドミンゴの演技と歌/142
  • 二四のカプリース(奇想曲) パガニーニ
    • 悪魔といわれたヴァイオリニスト/143
    • 天才による天才のための曲/144
  • 展覧会の絵 ムソルグスキー
    • 時代の波に翻弄された作曲家/146
    • ピアノ版で聴くか、オーケストラ版で聴くか/147
Chapter 6 ソロの演奏が冴える華麗なるコンチェルトの名曲
  • ピアノ協奏曲第二〇番、第二一番 モーツァルト
    • 映画『アマデウス』『短くも美しく燃え』のあのメロディ/150
    • ベートーヴェンに引き継がれた『革命』/151
  • 皇帝 ベートーヴェン
    • 「皇帝」はナポレオンにあらず/152
    • ベートーヴェンの画期的試み/153
  • ピアノ協奏曲第一番 チャイコフスキー
    • (皇帝)を超えた名曲中の名曲/154
    • 名ピアニストに断られた難曲/155
  • ピアノ協奏曲第二番 ラマニノフ
    • 音楽史に残る人物の自作自演が聴ける/157
    • 怒濤のように感動が押し寄せる三〇分の演奏/158
  • ヴァイオリン協奏曲 メンデルスゾーン
    • 指揮者の役割に革命を起こす/160
    • 死後の時代を予感させる暗さ/162
  • フルートとハープのための協奏曲 モーツァルト
    • 公爵父娘のために作られた、隠れた名曲/163
    • モーツァルトらしい優雅で可憐な曲/164

  • もっと判るミニ知識⑤(キャラクタービジネスとモーツァルト)/156

Chapter 7 音楽史を楽しく彩るエピソードあふれる名曲
  • 英雄 ベートーヴェン
    • 交響曲の一大転機となった傑作/168
    • 芸術のために生きる作曲家の証/169
  • 情熱 ベートーヴェン
    • ピアニストにとっての新約聖書/170
    • 数あるピアノ・ソナタの中の名曲/171
  • 幻想交響曲 ベルリオーズ
    • 片思いの女優への求愛のための曲/172
    • 交響詩への橋渡しとなった先駆的作品/174
  • 交響詩(前奏曲) リスト
    • 交響詩の創始者の傑作/176
    • 数々の音楽家へ影響を与えたリスト/177
  • トリスタンとイゾルデ ワーグナー
    • 音楽の最終地点ともいえる傑作/178
    • 不倫の恋を活力の源に/179
  • わが祖国 スメタナ
    • 民族主義音楽の最高傑作/181
    • 日本人にもなじみやすい牧歌的メロディ/182
  • 春の祭典 ストラヴィンスキー
    • 二〇世紀の音楽で最大のスキャンダル/183
    • 時代を先取りした名曲/184
  • 清められた夜 シェーンベルク
    • 最も新しいクラシック/185
    • 愛の詩をテーマにしたドラマティックな名曲/187
  • 交響曲第五番 ショスタコーヴィチ
    • 日本では(革命)の題で有名/188
    • 革命賛歌か反体制の曲なのか、永遠の謎/189
  • マタイ受難曲 バッハ
    • クラシック最高峰の名曲/191
    • メンデルスゾーンによって一〇〇年ぶりに復活/192
  • ニーベルングの指輪 ワーグナー
    • CDなら一五枚組の四部作/194
    • 映画やドラマでおなじみの手法を創始/196
    • ワーグナーは二つの国を滅ぼした?/197
中川右介『常識として知っておきたい クラシック音楽50』KAWADE夢新書

2014-02-05

[][][]読売新聞文化部『唱歌童謡ものがたり』岩波現代文庫 15:03 はてなブックマーク - 読売新聞文化部『唱歌童謡ものがたり』岩波現代文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

目次

まえがき

春よ来い
  • 早春賦(作詞 吉丸一昌/作曲 中田章)
  • 春よ来い(作詞 相馬御風/作曲 弘田龍太郎)
  • うれしいひなまつり(作詞 サトウハチロー/作曲 河村光陽)
  • 蝶々(作詞 野村秋足、稲垣千穎/原曲 スペイン民謡)
  • めだかの学校(作詞 茶木滋/作曲 中田喜直)
  • どじょっこふなっこ(作詞 豊口清志/作曲 岡本敏明)
  • 花(作詞 武島羽衣/作曲 滝廉太郎)
  • 朧月夜(作詞 高野辰之/作曲 岡野貞一)
  • とんがり帽子(作詞 菊田一夫/作曲 古関裕而)
  • 浦島太郎(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • 青い目の人形(作詞 野口雨情/作曲 本居長世)
  • ぞうさん(作詞 まど・みちお/作曲 團伊玖磨)
  • ドレミの歌(作詞 ペギー葉山/作曲 ロジャース)
  • 手のひらを太陽に(作詞 やなせたかし/作曲 いずみたく)
  • 花嫁人形(作詞 蕗谷虹児/作曲 杉山長谷夫)
  • おもちゃのチャチャチャ(作詞 野坂昭如/補作詞 吉岡治/作曲 越部信義)
  • 赤い靴(作詞 野口雨情/作曲 本居長世)
  • 椰子の実(作詞 島崎藤村/作曲 大中寅二)
夏の思い出
  • みかんの花咲く丘(作詞 加藤省吾/作曲 海沼実)
  • 美しき天然(作詞 武島羽衣/作曲 田中穂積)
  • 夏は来ぬ(作詞 佐佐木信綱/作曲 小山作之助)
  • むすんでひらいて(作詞 不詳/作曲 ルソー、クラーマー)
  • 桜井の訣別(作詞 落合直文/作曲 奥山朝恭)
  • 島原の子守歌(作詞・作曲 宮崎一章)
  • 高原列車は行く(作詞 丘灯至夫/作曲 古関裕而)
  • てるてる坊主(作詞 浅村鏡村/作曲 中山晋平)
  • しゃぼん玉(作詞 野口雨情/作曲 中山晋平)
  • サッちゃん(作詞 阪田寛夫/作曲 大中恩)
  • 夏の思い出(作詞 江間章子/作曲 中田喜直)
  • われは海の子(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • 浜辺の歌(作詞 林古渓/作曲 成田為三)
  • 月の沙漠(作詞 加藤まさを/作曲 佐々木すぐる)
  • 宵待草(作詞 竹久夢二/作曲 多忠亮)
  • あの子はたあれ(作詞 細川雄太郎/作曲 海沼実)
  • やぎさん ゆうびん(作詞 まど・みちお/作曲 團伊玖磨)
  • 鉄道唱歌(作詞 大和田建樹/作曲 多梅稚)
  • かわいい魚屋さん(作詞 加藤省吾/作曲 山口保治)
里の秋
  • ちいさい秋みつけた(作詞 サトウハチロー/作曲 中田喜直)
  • 故郷の空(作詞 大和田建樹/曲 スコットランド民謡)
  • 証城寺の狸囃子(作詞 野口雨情/作曲 中山晋平)
  • 時計台の鐘(作詞・作曲 高階哲夫)
  • 埴生の宿(作詞 里見義/作曲 ビショップ)
  • 故郷(作詞 高野辰之/作曲 岡野貞一)
  • 旅愁(作詞 犬童球渓/作曲 オードウェイ)
  • 荒城の月(作詞 土井晩翠/作曲 滝廉太郎)
  • 里の秋(作詞 斎藤信夫/作曲 海沼実)
  • 赤とんぼ(作詞 三木露風/作曲 山田耕筰)
  • 靴が鳴る(作詞 清水かつら/作曲 弘田龍太郎)
  • 夕焼小焼(作詞 中村雨紅/作曲 草川信)
  • 五木の子守歌(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • あざみの歌(作詞 横井弘/作曲 八州秀章)
  • おはなしゆびさん(作詞 香山美子/作曲 湯山昭)
  • 通りゃんせ(作詞 不詳/編曲 本居長世)
  • 桃太郎(作詞 不詳/作曲 岡野貞一)
  • かなりや(作詞 西條八十/作曲 成田為三)
  • すうじのうた(作詞 夢虹二/作曲 小谷肇)
  • たきび(作詞 巽聖歌/作曲 渡辺茂)
  • いぬのおまわりさん(作詞 佐藤義美/作曲 大中恩)
冬の星座
  • 冬景色(作詞 不詳/作曲 不詳)
  • 砂山(作詞 北原白秋/作曲 中山晋平)
  • かあさんの歌(作詞・作曲 窪田聡)
  • 冬の星座(訳詞 堀内敬三/作曲 ヘイス)
  • ナイショ話(作詞 結城よしを/作曲 山口保治)
  • 白鳥の歌(作詞 若山牧水/作曲 古関裕而)
  • 汽車ポッポ(作詞 富原薫/作曲 草川信)
  • 真白き富士の根(作詞 三角錫子/作曲 インガルス)
  • 雪の降るまちを(作詞 内村直也/作曲 中田喜直)
  • おもいでのアルバム(作詞 増子とし/作曲 本多鉄麿)
  • 仰げば尊し(作者 不詳/作曲 不詳)
  • 蛍の光(作詞 不詳/曲 スコットランド民謡)

岩波現代文庫版あとがき

曲名索引

歌い出し索引

読売新聞文化部『唱歌童謡ものがたり』岩波現代文庫


2014-01-28

[][][][]西田裕希『美しすぎるロシア人コスプレイヤー』ユーラシアブックレット 東洋書店 08:29 はてなブックマーク - 西田裕希『美しすぎるロシア人コスプレイヤー』ユーラシアブックレット 東洋書店 - 蜀犬 日に吠ゆ

 ざあっと言うと、日本に比べてロシアはオタク活動のハードルが高いぶん、一歩を踏み越えてしまうと引き返せない、ようです。

 日本であれば、漫画を読み、アニメを見て興味を持ったら、近所の本屋や文房具店などでもカジュアルに人気作のグッズなどを入手できます。ロシアの場合、日本製の漫画やアニメ(グッズ展開などしているのは日本の作品が多いらしい)に興味を持っても、グッズなどを手に入れるには大都会のアニメショップまでゆかねばならず、お店の門をくぐれば、そこからはもう別世界。なのか。

 著者西田氏は日本文化イベント「ХИНОДЭ」の運営に参加するモスクワ留学生で、2014年4月に電通入社ですって。ロシアとの文化交流や、ロシアからの情報などもこれから増えるのでしょうか。

2013-08-26

[][][][]メッセージフロムヘヴン~~木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫 13:39 はてなブックマーク - メッセージフロムヘヴン~~木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

第5章 天使からのメッセージ ~天使はキューピッドではない!~

優しいだけではない天使

 天使は純粋な精神体で、天上においてはエーテル(天体の世界を構成する物質)で構成されていると考えられています。つまり、本来は肉体は持たず、姿や形やサイズが決まっているというものでもありません。ただ、地上においては物質化して人間のように見えるといった考え方です。ここが画家が天使を表現する際に難しい点であり、実際、多くの画家たちが悩んできました。だからこそ天使は、時代により画家により、女性、少年、青年、および幼時のようにさまざまな姿で表現されてきました。ですが本来、性は存在せず、中性です。

 天使(angel)は、ギリシア語で使者を意味する angelos に由来し、その名のとおり神の使者、神の意志を人間に伝えるメッセンジャーの役目を担っています。また、天使は東方の宗教から発生したともいわれており、キリスト教だけでなく、ユダヤ教やイスラム教にも登場します。イスラム教は、ユダヤ教やキリスト教と同じ系譜の宗教です。

 例えば、ユダヤ教の聖典である旧約聖書にも数々の天使にまつわるエピソードが登場します。エデンの園を守っているのも天使ですし、モーセの願いを拒絶してイスラエルの民を解放しなかったエジプトに神の制裁をもたらすため、エジプト中の初子を皆殺しにしたのも天使です。わたしたち日本人は、天使というと甘いイメージを抱きがちですが、天使は人間にとって優しいだけの存在ではありません。神様のメッセンジャーである以外にも、罪人を罰したり、神の兵士となったり、天体の運行や天地創造にかかわるなど、さまざまな役目を担っています。

木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫

第5章 天使からのメッセージ ~天使はキューピッドではない!~

天使のヒエラルキー

 さて、天使たちにも階級が存在します。これらの階級は5世紀くらいから体系化され始め、12~13世紀に神学者たちによって確立されました。学者や宗教によって多生の違いはありますが、一般的に階級は次の全九層からなっています。

●上級天使

第1位 セラフィム(熾天使) もっとも神に近い天使。純粋な光と思考の存在。

第2位 ケルビム(智天使) 知識と仲裁の天使。旧約聖書ではエデンの園の東門の護衛役。

第3位 スロウンズ(座天使) 神の玉座を運ぶ、正義の天使。

●中級天使

第4位 ドミニオンズ(主天使) 神の意志を実行するために、さまざまな活動をする天使。

第5位 ヴァーチューズ(力天使) 地上の奇跡つかさどり、人々に恵みや勇気を与える。

第6位 パワーズ(能天使) 悪魔の侵入を阻止する天使。常に悪魔の軍勢と対峙しているため、悪魔の誘惑にさらされる機会も多く、堕天使になる可能性が最も高い。

●下級天使

第7位 プリンシパリティーズ(権天使) 地上における国や都市の守護を担う天使。人間の指導者を監視し、その信仰と正義を鼓舞する。

第8位 アークエンジェルズ(大天使) 神の意志や言葉を人間に伝達する天使。

第9位 エンジェルズ(天使) もっとも人間に近い存在の天使。人間のすべてを監視し、激励したり鼓舞したり、悪にむかう心を諫めると考えられている。

 天使は、上級位になればなるほど神の座に近く、光や炎といった霊的な存在となり、下級位になればなるほど人間に近い実体を持つようになります。そして上級、下級にかかわらず、地上に降り立った天使は地上にいる時間が長いほど実体を持つようになります。

木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫

第5章 天使からのメッセージ ~天使はキューピッドではない!~

ところで天使は何人いるの?

 私たちがふつう「天使」と呼んでいるのは、いちばん階級の低い、文字どおりの天使です。よくガーディアンエンジェル(守護天使)などという言葉を聞きますが、この守護天使のカルトが盛んになったのは16世紀から17世紀です。

(略)

 そして現在、ローマ・カトリック教会は天使の存在を認めていますが、階級については言及していませんし、名前をつけているのは3人だけです。聖書にもしばしば登場し、したがって宗教画にもよく描かれる大天使ミカエル、大天使ガブリエル、大天使ラファエルです。

木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫

 エンジェルって、「~人」で数えるものなのでしたか。


名画の言い分 (ちくま文庫)

名画の言い分 (ちくま文庫)



[][][][]キリスト教教会とギリシア・ローマの神々~~木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫 13:03 はてなブックマーク - キリスト教教会とギリシア・ローマの神々~~木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫 - 蜀犬 日に吠ゆ

第2章 フィレンツェに咲いたルネサンスの華

美術の力で国民の士気高揚

人間、裕福になりますと、苦しいときの神頼みということがなくなってきます。中世の頃、ヨーロッパの人々は神様にがんじがらめにされていました。もう、神様に束縛されるのはこりごりだ、現世を楽しもうじゃないか、マンジャーレ(たべよう)、カンターレ(歌おう)、アマーレ(愛し合おう)と、再び人間中心の時代となっていくわけです。そこで、同じように人間中心の時代だったギリシア・ローマ時代に非常に興味を抱くようになりました。

 人間というのは、いつの時代もどこの国でも、裕福になると必ず同じことをします。何をするかというと、骨董品の収集です。それまでは中世のキリスト教関連のものばかりを集めていた人々が、しかめっ面をしたマリア様よりは美しいマリア様、それにやはり愛と美の女神ヴィーナスがステキじゃないのと、ギリシア・ローマ時代の骨董品を集めるようになっていきます。

 (略)

 フィレンツェの人々はそのギリシアに憧れ、その文明を継承したより身近なローマにあこがれます。ギリシア・ローマ時代の人文学、美術、神々をリナーシタ=再生しようとしていきます。このリナーシタ=再生するという言葉から、この一連の運動が19世紀のフランスでルネサンス(文芸復興運動)と呼ばれるようになりました。

木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫

 「マンジャーレ(たべよう)、カンターレ(歌おう)、アマーレ(愛し合おう)」、カラオケボックスみたい。

第2章 フィレンツェに咲いたルネサンスの華

キリスト教人文主義の象徴『プリマヴェーラ』

 ただし、当時の社会はキリスト教教会が牛耳っていましたので、事はそう簡単ではありませんでした。古代の神々を復活させたからといって、キリスト教徒であることは変わりませんでした。今の日本のようにお宮参りは神社で、結婚式は教会で、お葬式は仏式で……というわけにはいかなかったのです。

 ギリシア・ローマ時代というのは、キリスト教から見れば、異端の神々を信仰していた時代です。中世の間は否定されていました。それを現実的な商人層が中心であったフィレンツェの人々は、

「確かにギリシア・ローマの人々は異端の神を信仰していました。でお、それは仕方がないでしょう。だって、イエス・キリストのお生まれになる前の時代の人々なのだから。ギリシア・ローマが自分達の偉大な文明のルーツであることに変わりはないのだから」

 と、都合のいい理由とともに、ギリシア・ローマ時代を肯定したのです。

 このようにしてギリシア・ローマ時代の学問、美術、神々がリナーシタ=再生されていきました。ただし、あくまでもキリスト教徒として、です。これを「キリスト教人文主義」といいます。

木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫

第2章 フィレンツェに咲いたルネサンスの華

ルネサンスの精神を高らかに宣言した墓廟

 ところで、そのギリシア人やローマ人は、天国に行ったのでしょうか、それとも地獄でしょうか。異教の人々ですから、天国には行けません。けれど、自分たちの文明のルーツなのですから地獄に行かれても困るのです。そこで、煉獄という概念が強く打ち出されます。地獄ではないのだけれど、天国でもないところ、罪を浄化するために留まる天国の手前の場所といったところです。

 フィレンツェの詩人ダンテは、すでに14世紀初頭に『神曲』で煉獄を案内していました。免罪符も、地獄や煉獄の概念が明確になることで売れていきます。ただし皮肉にも、後年、それは理に適わないということで、マルティン・ルターの宗教改革につながっていきます。

 『神曲』はラテン語ではなく、トスカーナ地方の方言で書かれています。そのためにダンテは、国民文学の祖とも呼ばれています。その後、この流れは全ヨーロッパに広がり、各国で国民文学が発達した結果、お国言葉が整理され、フランス語も英語もそれぞれの国語として確立していったのでした。

木村泰司『名画の言い分』ちくま文庫


名画の言い分 (ちくま文庫)

名画の言い分 (ちくま文庫)